ワンコイン握り寿司のパラドックス
ブログの方向性が決まらないと悩んでいたのですが、別に気軽に好きなこと綴ればいいのでは?
と最近ようやく気付きました、しょうがです。
とはいえ覚悟せず読むとショックを受けるようなものもありそうなのでそういった際には【閲覧注意】とか付したいと思います。
今回の話題に入りますが行きつけのスーパーには平日限定で「ワンコイン握り寿司」(税抜500円)というものが販売されます。
税込だと540円で早くも「ワンコイン」とは矛盾しているのですが、税抜価格もともに商品情報として提示されていることを考えればさほど大きな問題ではないです。
さて、スーパー、そして寿司、つまりは総菜とくれば、資本主義にあえぎ苦しんでいる方々ならもう想像がつくでしょう。そう、値引きがなされるわけです。
各スーパーによって異なるとは思われるのですが値引きは段階を経てなされます。
1割引、2割引、3割引……あれ、今何時だっけ?と細かく値切るスーパーもあれば2割引いたら次には半額ドーン!(実際にシールを貼る効果音としてドーン!とはなりません)するところもあります。とはいえ、この頻度はさほど問題ではありません。
ここでワンコイン寿司に戻りますが、これが値引きされた場合どうなるでしょうか。
1割引で450円(486円)、2割引で400円(432円)……半額で250円(270円)
もうお分かりでしょうか?お分かりですよね?(圧力)
「ワンコイン寿司」は値引かれると半額ではなくなる
皆さまが半額にされた時に買うそれはワンコイン握り寿司でありながらワンコインではないわけです。
このことを私は「ワンコイン握り寿司のパラドックス」と呼ぶことにしました。
パラドックスな寿司、『パラドック寿司』
(????????????????)
この可哀想な寿司も8割引になったところを狙えばその固有性が保たれるわけです。
しかし、現実問題として8割まで引いてくれる店はあるのでしょうか?
もっと言えば半額になったその時点ですでに売れ残るということは、特に寿司となれば考えにくいわけですが、そんなこと知ったこっちゃありません。
昨今は、スーパーでワンコイン名義の商品に半額シールを貼ってアイデンティティを喪失させることだけが私の生きがいです